さとみクリニック - トピックス

今年も例年通り、お盆休みなしで診療いたします


平素より さとみクリニックに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
新型コロナウイルスで一斉休校した穴埋めで、いつもより10日ほど遅れてしまいましたが、子供たちが楽しみにしている夏休みが始まり、早いものでもう間もなく10日が過ぎようとしています。
明日の祝日が終わると程なくお盆に入ることもあり、早い方ですと先週末から故郷に帰省をされたという方も多いかもしれません。
ただ、今年は新型コロナウイルスの影響で、帰省をする側、迎える側、どうしても やや複雑な気持ちを抱えながらのものになってしまうことが、とても残念でなりません。
普段は遠く離れて暮らしている家族が、お盆を機会に笑顔で一斉に集う。
いつもSNSや電話では頻繁にやり取りしていても、直接顔を合わせて同じ場にいられるというのは、やはり良いものです。
新型コロナウイルスは、そういった人と人との直接の係わりを、良しとしない環境に変えてしまう。

私たちの永遠の担任、金八先生はかつて、「人という字は人と人が支え合って人。人は人に支えられ、人の間で人間として磨かれていく」といった内容の授業をしてくださいました(その後、漢字としての成り立ちはそういった経緯ではないと、中の人に否定されてしまいましたが……)。
支える、支えられると関係性だけ切り取ってしまうと、なんだか窮屈な気もしてしまうのですが、そんな大きなことでなく、たとえば誰かがいてくれることでほんの少しだけ強くなれる、誰かがいてくれることで背筋をピンと伸ばして生きていけるといったそんな誰かは、きっと誰の心にだっているのではないでしょうか。
ご家族やご友人、職場の同僚など、『そんな誰か』と直接会って、ただ語り合うことすら極力避けないといけない空気を作り出してしまう。
新型コロナウイルスはウイルスそのものへの感染による健康被害だけでなく、そういった人と人の距離を遠ざけ、飲食店やイベントなどの集まる場までも弱らせていく、つくづく厄介な問題だと頭を抱える毎日です。

時期的に、暑中見舞いめいたご挨拶でもと思っていたのですが、思いっきり脱線しました(ある意味通常運転といえば通常運転な感じですが)。
明日は祝日のため、終日休診とさせていただくのですが、明後日以降は通常通り診療を行わせていただく予定です。
15日の土曜日も終日、翌16日の日曜日もお昼の12時までは診療を受け付けております。
お盆期間中も健康上のお悩みなど、是非お気軽にご相談くださいませ。
新型コロナウイルスに感染しない、広めない取り組みも継続しつつ、熱中症にもご注意くださいね。
猛暑にさらされる環境にいらっしゃる方はもちろんのこと、屋内だから、喉が渇かないからといって熱中症と無縁というわけではありませんので、コンディション管理をしっかりとですよ!
みなさまのご健康とご多幸を心より、心よりお祈り申し上げます。