さとみクリニック - トピックス

7月24日は、臨時診療日とさせていただきます


平素より さとみクリニックに格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。
早速ではございますが、今回は臨時休診ではなく、その逆、臨時診療についてのご案内です。

今月24日は祝日のため(スポーツの日)、本来は休診日とさせていただいているのですが、今年は臨時で診療を行わせていただくことといたしました。
これまでもゴールデンウィークやシルバーウィークなど、休診日が3~4日続くような暦の並びのときには、中日に一日、臨時で診療日を設けたりしていたのですが、今回もその延長線上での流れです。

新型コロナウイルスの流行以来、感染のこれ以上の拡大防止のため、当クリニックでも様々な取り組みを進めてまいりました。
月並みではございますが、スタッフの健康管理およびマスクの着用、ご来院の方々への手指消毒のお願い、院内の定期的な換気に、主に患者様の触れやすい箇所の清掃・消毒。
あとは、院内での長時間の滞在を避けるべく、普段以上にスムーズな診療を心がけてスタッフ各々が業務に臨んでいるのですが、それが功を奏することもあれば、思った以上に患者様のご来院が集中してしまいお待たせしてしまう場面もあり、反省とともに心苦しさに苛まれる日々です。

そこで、ただの一日のことではございますが、24日に診療を行うことで少しでも患者様のご来院が分散してくだされば、それだけ新型コロナウイルスによるリスクを軽減できるのではないかと考えた末の決定です。
臨時診療日はその性質上、普段に比べると患者様の流れもスムーズですし、「密閉・密集・密接」の3密を避ける意味合いのみならず、少しゆっくりとお話を伺うのにも大変良い機会となるかと思いますので、是非ご活用いただけましたら幸いです。

しかし「コロナ禍」とはよく言ったもので、新型コロナウイルスに感染してしまわれたご本人様はもちろんのこと、そのご家族や関わりのお有りになった周囲の方々、感染リスクに過度のストレスを抱えてしまっていらっしゃる方、長引く外出自粛の流れに頭を抱えていらっしゃるご商売の方など、もはや災難に無縁の方を探す方が難しいような状況が続いております。
そういった直接的な災いの他にも、マスクや消毒液など衛生用品の慢性的な品薄状態や、日々目にする根拠に乏しい言説やフェイクニュース、謂れのない誹謗中傷や諍いなど、誰の目にも映らない小さな小さなウイルスがここまで大きく人間社会全体を揺るがす事態が続くことに、なんとも胸の痛む思いです。

胸が痛むと言えば、今年は豪雨による災害もかつてない規模で全国に拡がりつつありますね。
テレビなどで目にする光景はあまりに衝撃的過ぎて、ウイルスもある意味そこに含まれるのかもしれませんが、自然と人間とがバランスよく共生していくことの難しさをつくづく痛感させられます。
まずは被害に遭われた全ての方々に、心よりお見舞い申し上げます。
早く平穏を取り戻して、悲しみの総量の少ない、みんなが心にゆとりや希望をもって日々を送れるような、そんな世の中になってくれることを心から願います。